
この記事はネタバレありで感想書くのでまだプレイしていない人はブラウザバックを、、( ・∇・)
所長かわいいよ所長
所長ルート最高でした。
遠子さん、蓮、メリッサでも所長は司の上司として寄り添ってくれます。
僕は序盤からずっと「所長かわいい、、」「所長のプライベートな一面を見たい」とずっと思ってました。
で、ずっと焦らされた後の所長ルート。
所長視点で司のことをどう見ているかを描かれミステリアスな面から一層所長の内面を掘り下げられる。
で、恋仲になった後の最初の濃厚なキス、、、
キタ━(゚∀゚)━!
と脳内でアドレナリン出ましたよ。やっと、、やっとだ、、!
ずっと探偵事務所の上司としての頼れる所長を見せられた中で、やっと恋人として甘々な所長が見れ非常に感動しました。
そして最後のエンディング。
未来に帰った司くんは、もといた桜雲ではなく令和の時代に帰ります。そしていつものさくらの木の下で所長の孫から手紙を渡される、、
ここは泣きました。所長、、もう会えないのか、、( ;∀;)
その後のエンディングでは大正時代のみんなのその後が描かれる。こういうラストすこ。
ちょっと思ったのが、所長の名前が意味深に隠されていましたがその本名は「レベッカ・クルーガー」。
僕はこの名前が隠されている演出で有名な偉人なんじゃないかと勘ぐりました。実はアーサー・ペンドラゴンだったみたいな。
そんな伏線ではなく架空の人物だったのでちょっと肩透かし感。
司の正体
司くんは僕達の慣れ親しんだ令和ではなく第三次世界大戦が勃発している「桜雲」という元号の時代出身の兵隊でした。
物語中盤まで司くんは「こいつ有能すぎじゃね、、?」と思われる様な一面が多く、背景になにか秘密があるのではと思わせぶりな描写が多かった司くん。
で、明かされた司くんの時代の元号の「桜雲」。
タイトル回収綺麗すぎて鳥肌たちました。
この伏線回収がこのゲームやってて一番震えたところでした。
司くん、未来に帰るのか帰らないのか
司くんは基本的に辛い故郷より大正時代での日常に魅力を感じ、大正時代に残るように行動をしていました。
遠子さん、蓮、メリッサルートではずっとそのスタンスで描かれていてエンディングでも大正時代にずっといるように見えます。
一方で所長ルートでは所長から「きみは元いた時代に帰るべきだ」といった言葉に諭され、所長ルートでは元いた時代に帰ることを選びます。
この時に僕が思ったことを再現します。
所長と一緒にいたい!!!
帰りたくないよ!!!!!
そんなこと言わないでくれ!!!
と、僕は元いた時代に帰るのか帰らないのかという司くんの人生を左右する意思決定に感情移入できなかったです。
もうちょっと元いた時代に帰る理由について強制力のあり納得できる理由があった方がよかったと思いました。
「司が原因で時代に歪みが出る」と言われているのは分かったんですがそれが原因で悪い影響が出ているような描写はなかったし。
また、タイムマシンの人格であるアララギの行動指針は時代の歪みを正す、言い換えるとタイムマシンの使用者を元いた時代に返すことでした。
じゃあタイムマシンはのなんの意味があるのか、、?と思ってしまったのもあり物語で重要な転換点にいまいち気分が乗れなかったのはマイナスポイント。
所長以外のヒロインルートの前座感
ルート順番固定のゲームの宿命かもしれませんが所長以外のヒロインの前座感が結局拭えなかったなと思いました。
一番感じたのは所長ルートの最初に描かれる、各ヒロインのその後。
加藤が起こした震災を防ぐことができず、他の並行世界に電報を送ると言うもの。
物語の都合上ヒロインのエンディングを蔑ろにされてしまった感を感じ、ちょっと後味悪かったです。
特にメリッサルートは最後に「チェリイ探偵事務所に依頼します。魔人の凶行を防いでください。」といった激アツな引きをしていたのに結局防げなかったのかと感じたり。
おわり
細かいところに目を向けると粗はあるものの、伏線回収の爽快さや所長のかわいさは非常に魅力的。
特にメリッサルートの電車の事件以降からは物語は勢いを持ち一瞬でエンディングまで進めてしまいました。
switchの移植版だと追加エピソードあるらしいので買おうか悩む、、( ・∇・)
ありがとうサクレット。
ありがとう所長。
ではまた( ´ ▽ ` )
8,800円